個人・夫婦(カップル)・家族のための相談室併設/心理療法の実践・研究・教育訓練のための研究所

心理臨床家のための理論講座(通年講座)

*オンライン講座(料金変更あり)

個人・夫婦(父母)・家族への統合的アプローチの理論と基礎的技法を学ぶ

IPIは、既存の心理療法の理論・技法を整理・統合し、心理臨床実践に役立つ基本的な考え方とアプローチを創造することを志向してきました。その成果が「夫婦・家族療法を主軸とした統合的心理療法」です。それは、精神分析・来談者中心療法・認知行動療法などの個人療法が開発してきた個人の内的心理力動と、夫婦・家族療法が追求してきた生態システムの関係力動を理論的・技法的に統合したアプローチです。

クライエントが抱えている問題がより複雑化・深刻化している現代社会においては、一つの理論・技法に固執することなく、だからといって多くの心理療法の理論・技法に振り回されることもなく、一貫性のある理論と実効性のあるアプローチを身につけることは、多くの心理臨床家が求めていることでしょう。今や、各自が基礎とする理論・技法を大切にしながら、他の理論・技法をどのようにして同化していくかということが重要な課題です。

この講座では、IPIが探求してきた夫婦・家族療法(多様な関係性を視野に入れた療法)を中心とした統合理論の考え方を分かりやすく紹介します。夫婦・家族療法の基礎理論から学びたい人、これまでに学んできた心理療法のバックグラウンドを活かしつつ、心理臨床の統合的実践への手がかりをつかみたい人、夫婦・家族療法の考え方や技法を個人療法や夫婦・家族との合同面接に役立てたい人などの参加を歓迎します。

※隔年開講

講座内容(予定)
  • 関係性を中軸とした統合理論
  • 家族療法の基礎理論(構造派・多世代派・コミュニケーション派
  • ナラティブアプローチ)、夫婦(カップル)療法
  • アタッチメントと親子・夫婦関係
  • 問題や症状を抱えた本人が不在の面接
  • 個人面接と夫婦・家族合同面接の統合的活用
  • 個人療法の中で夫婦・家族の関係をどう扱うか など
定員申し込み締切まで受付(11/10まで)
対象

現任の臨床心理士もしくは資格取得見込みの方、公認心理師、家族心理士、家族心理士補、家族相談士、臨床発達心理士、児童心理司、児童福祉司、家庭裁判所調査官、精神保健福祉士、医師(精神科・心療内科・小児科など)、
産業カウンセラーなどの対人援助職。
心理・福祉・教育・看護系の大学院在学中の方、など

  • 条件を満たせば、臨床心理士の研修ポイント取得可能。家族心理士・家族心理士補・家族相談士継続研修ポイント取得可能。
日程

オンライン開講決定しました。
2020年11月14日、12月12日、1月23日、2月20日
いずれも土曜日 10:00~12:30(2時間30分)、13:30~16:00(2時間30分)全8コマ

環境

オンライン視聴は、Zoomを使用します。
スマホでの視聴も可能ですが、一般的にはパソコンの使用が推奨されています。
予めパソコンにZoomのアプリケーションをインストールしておいてください。
その他、パソコンの性能(OSのバージョンやメモリ)や通信環境によって、通信の安定性が左右されます。
OS、ブラウザ、セキュリティソフトは、最新のバージョンをインストールしておいてください。
なお、セッティングや当日のサポートはこちらでできかねますのでご了承ください。

*お申し込みの際には添付ファイルを受け取れるメールアドレスでお申し込みください。

講師野末武義・藤田博康・森川早苗・岩井昌也・北島歩美・平木典子 スタッフ紹介はこちら
参加費82,500円(税込)→55,000円(税込)値下げしました。
申込締切受付終了
キャンセルについてお申し込み後のキャンセルにつきましては、下記の通りキャンセル料を頂戴いたします。
※ご返金の際、送金手数料は差し引かせて頂きます。

  • お申し込み後~開講22日前まで 無料
  • 開講21日前~15日前まで 合計金額の20%
  • 開講14日前~4日前まで 合計金額の50%
  • 開講3日前~当日 合計金額の100%
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