個人・夫婦(カップル)・家族のための相談室併設/心理療法の実践・研究・教育訓練のための研究所

家族療法技法訓練(集中講座)

*中止が決定いたしました。

個人・夫婦(カップル)・家族への統合的アプローチの基礎的技法を夫婦・家族合同面接のロールプレイを通して体験的に学ぶ

近年、さまざまな心理臨床現場に夫婦(両親)・親子・家族の問題が持ち込まれるようになってきました。それにともなって、複数の家族メンバーが来談するケースも増えてきました。そうした合同面接では、個人心理療法の考え方と関わり方だけでは、問題を十分に理解できず適切に対応することが難しくなります。したがって、合同面接を効果的に行えるようになるためには、理論学習はもとより、ロールプレイによる体験学習が効果的です。

本講座は、毎回架空事例を用いて、夫婦面接、問題を抱えた子ども不在の両親のみとの面接、子どもと両親の合同面接などのロールプレイを行い、小グループに分かれて参加者が家族の役割とセラピストの役割の両方を体験します。それぞれの小グループにはスタッフが加わり、ロールプレイ中に適宜セラピスト役にアドバイスするなどして、学びをサポートします。セラピストとしての介入方法を学ぶのはもちろんのこと、合同面接で家族メンバーはセラピストをどのように見ているのか、どのような体験をしているのかを学ぶことは、合同面接における気づきを高めスキルアップにつながるでしょう。

日頃の心理臨床実践の中で、個人への心理的援助を中心に行いながらも、夫婦(両親)・親子・家族合同面接を取り入れていきたいと思われている方、家族療法の基本的な技法を身につけたいと考えている方の参加をお待ちしております。

講座内容(予定)
  • 導入技法 — リクルートメント
  • 基本的態度と技法 — 共感的応答・ジョイニング・多方向への肩入れ・戦略的中立性
  • 基本的な質問の仕方 — 個人の心理に焦点を当てた質問と関係性や悪循環に焦点を当てた質問・円環的質問法
  • 変化のための技法 — リフレーミング・ジェノグラム
  • 面接場面における家族メンバー間の葛藤への対処の仕方
  • セラピストの見立てをどう伝え、目標を共有するか    など
定員20名
対象 現任の臨床心理士、公認心理師、家族心理士、医師(精神科・心療内科・小児科など)、臨床発達心理士、児童心理司、児童福祉司、家庭裁判所調査官、精神保健福祉士、個人療法の経験があり夫婦(両親)・親子・家族合同面接を取り入れたいと思っている方、IPI主催の『基礎理論講座』を修了した方、など
※参加者の割合が基準を満たせば、臨床心理士の研修ポイント取得可能、家族心理士・家族相談士ポイント取得可能。
日程

開講検討をしてきましたが、本年度は中止が決定いたしました。
お申し込みいただきました方には順次個別でご連絡を差し上げますのでお待ち願います。(2020.10.6)

※2021年度は通年講座(年8回)で開講予定

会場

錦糸町クボタクリニック(東京・錦糸町)

講師野末武義・藤田博康・森川早苗・岩井昌也・北島歩美・平木典子 スタッフ紹介はこちら
参加費88,000円(税込)
申込締切定員になり次第締切
キャンセルについてお申し込み後のキャンセルにつきましては、下記の通りキャンセル料を頂戴いたします。
※ご返金の際、送金手数料は差し引かせて頂きます。

  • お申し込み後~開講22日前まで 無料
  • 開講21日前~15日前まで 合計金額の20%
  • 開講14日前~4日前まで 合計金額の50%
  • 開講3日前~当日 合計金額の100%

 

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