個人・夫婦(カップル)・家族のための相談室併設/心理療法の実践・研究・教育訓練のための研究所

夫婦・父母関係の理解と援助の基礎

*延期になりました:2021年度開講予定

時代や社会の変化と共に、夫婦(父母)の関係も大きく変化しており、様々な臨床場面にその問題が持ち込まれる機会が増えてきました。そして、援助者が好むと好まざるとに関わらず、夫婦(父母)二人と一緒に面接をしなければならないケースや、夫(父親)とも会わざるを得ない場面も増えてきました。また、両親の夫婦関係に傷つき悩む子どもも増加しており、子どもの心理を理解し援助するためにも、両親の夫婦関係を理解し二人に適切に関われるようになる事が求められています。

この講座では、夫婦(父母)関係をどのように理解し効果的に援助するかについて、カップル・セラピーの基本的な考え方や方法について解説し、臨床場面で具体的に活用できる工夫についてもお伝えしたいと思います。すでに夫婦(父母)合同面接を実践されている方はもちろんのこと、その導入や実践に不安を感じている方、これから夫婦(父母)関係について学びたいと考えている方のご参加をお待ちしております。また、システムとしての家族、家族ライフサイクル、家族療法の基本的な概念について学んだ上で受講するとさらに理解が深まりますので、2021131日(日曜日)開催のオンライン講座「家族関係の理解と援助の基礎」をあわせて受講することをお勧めします。

講座内容(予定)
  • 夫婦関係の特質とシステムとしての夫婦
  • 夫婦における親密さ:親密さへの恐怖
  • 夫婦関係における悪循環:カップル・ダンス
  • カップル・セラピーのさまざまなモデル
  • 夫婦・父母合同面接におけるセラピストの戦略的中立性
  • 個人面接で夫婦の関係をどのように扱うか
  • 個人面接と合同面接の統合
  • 夫婦・父母理解と支援の鍵:夫・父親をどのように理解し支援するか
  • 面接場面に表れるセラピストとクライエントのジェンダーの問題
定員100名
対象 現任の臨床心理士もしくは資格取得見込みの方、公認心理師、家族心理士、家族心理士補、家族相談士、臨床発達心理士、児童心理司、児童福祉司、家庭裁判所調査官、精神保健福祉士、医師(精神科・心療内科・小児科など)産業カウンセラーなどの対人援助職。
心理・福祉・教育・看護系の大学院在学中の方、など
※参加者の割合が基準を満たせば、臨床心理士の研修ポイント申請予定、家族心理士・家族相談士継続研修ポイント取得可能。
日程 <Zoomオンタイム+録画視聴>2021年4月以降開講予定
<録画視聴のみ>2021年4月以降開講予定
※一部ご案内で2021年2月開講とご案内いたしましたが、2021年度に延期になりました。
環境
  • 当日のオンタイム講座は、Zoomを使用します。
  • スマホでの視聴も可能ですが、一般的にはパソコンの使用が推奨されています。
  • 予めパソコンにZoomのアプリケーションをインストールしておいてください。
  • その他、パソコンの性能(OSのバージョンやメモリ)や通信環境によって、通信の安定性が左右されます。
  • OS、ブラウザ、セキュリティソフトは、最新のバージョンをインストールしておいてください。
    なお、セッティングや当日のサポートはこちらでできかねますのでご了承ください。

*お申し込みの際には添付ファイルを受け取れるメールアドレスでお申し込みください。

講師

野末武義 スタッフ紹介はこちら

参加費<Zoomオンタイム+録画視聴> 11,000円
<録画視聴のみ> 9,900円
申込締切現時点ではお申し込みいただけません
キャンセルについてお申し込み後のキャンセルにつきましては、下記の通りキャンセル料を頂戴いたします。
※ご返金の際、送金手数料は差し引かせて頂きます。

  • お申し込み後~開講22日前まで 無料
  • 開講21日前~15日前まで 合計金額の20%
  • 開講14日前~4日前まで 合計金額の50%
  • 開講3日前~当日 合計金額の100%

 

PAGETOP
Copyright © IPI 統合的心理療法研究所 All Rights Reserved.